クロス張替え時のクラックやシワ・ミミズが気になる時の対策、ファイバーテープを貼ってパテを打たずに施工しよう。

クロス工事

こんにちはフライパンです。

クロスの張替えの時に貼り替え前のクロスにクラックやシワ・ミミズが走ってる時パテを打って張り替えても概ねまた同じ現象が起こります。

どんなに対策しても入るクラックとシワ・ミミズ

クラックの入っている下地に、ファイバーテープを張りなおして、パテを打ってもまたなりますし、ビス止めしなおしてファイバーを張ってパテを打っても同じ。ボードの面を取り直してパテを打ち直してもやはりクラックやシワは止まらない。それでもボードの面をとりなおしファイバーを貼っての施工がが一番いいでしょうかね。しかしその労力をかけてまたクラックが入る可能性がある。

多少良くなることはあるのかもしれませんが、クラックが入る時はどんなことをしても入ります。

タイミング的には張った翌日になることもありますし、数か月後にその場所にミミズ(シワ)が走り、場合によってはクラックとなりクロスが破れます。

クロスは破れますが下地を見るとほんのわずかにパテにヒビが入っている程度だったりする場合もあります。ほんの少しのクッラクなのにクロスはバリバリ破れるんですよね。

もちろんひどく割れているときもあります。パテがボロボロ取れてしまうくらいに。

お客さんからすると、出来ればクラックやミミズは少しでも長い間入らないに越したことはないと思いますがクロス屋さんからするとなかなか難しい問題です。

で、提案。

クッラクにファイバーテープを貼ってパテは打たずに施工しよう。

クラック部分にファイバーテープを貼ってパテは打たずに施工します。そんなのはダメでしょ!?下地にバッチリ出ちゃうでしょと。そう、下地にバッチリファイバーテープの跡が出ちゃいますが、クラックが入るよりは絶対良いと考えられます。この方法かなりクラックが入りづらくクロスも破れにくくなると感じています。

もっともその辺はお客さんとの話し合い、また職人としてそれが許せるかどうかという葛藤もあるかもしれません。あとは材料次第かな?

材料によって向き不向きもある。

目立ちにくい材料はやはりサンゲツSPでしたら末尾の番号が19のようなシリーズ。凹凸が大きくて多いような材料が目立ちにくいですね。あとは石目より織物調。また織物調の中でも十字の折り目が目立ちにくいです。直近で貼った現場はトキワ・パインブルのTWP1473~1476のシリーズ

肉眼だと結構わかりますが、一般の人だと気付かないかもね、なんて話してました。

それから1485~1491のシリーズです。

その他としては柄物。派手であれば派手であるほど目立ちにくいですね。あとは紺や茶色、黒系の暗い色も目立ちにくいです。

最近張ったところでやはりトキワTWP1688鮮やかな緑ですがこれも案外目立たなかったです。

他には サンゲツRE51311(木目) RE51114(紺) RE51470(和調グレー)

これらに限らず木目やレンガなど色の濃い柄物は、ほぼわからないのではと感じます。

もちろん横から差す光などに対しては難しい面もあります。 

 

この施工方法での数年後の現場

クラック入っていません。こちらの物件私がかなり若い頃から工事させていただいておりますが、当初は張り替えても張り替えてもクラックが起こっておりました。下地はコンクリートでPC工法と呼ばれたコンクリートの天井・壁・床の型を組み立てて作る造りですが、この継ぎ手部分がとにかくクラックが入るのです。

こんな感じね、こちら(↓)はミミズ。

でも上の入れてある場所は、なんにもなってません。

なぜクラックが入らないのか?

結局クロスが下地についていないので下地の動きに左右されずに破れないと考えられます。破れるのはクロスが下地にしっかりくっつきすぎていて下地の動きを拾ってしまうからと考えます。なら付けなければいいという結論です。

 

 

チャチリや和紙ではどうなのか?

なのでチャチリで浮かせても良いし、和紙で浮かせても良いのですが、ジョイントが当たるようなところは困りますね。また一度張り付けたものを剥がして張りなおすような時(柄物の微調整のようなとき)は、和紙をある程度しっかり糊付けしておかないとクロスの糊に引っ張られ剥がれてしまったりします。(私自身チャチリでの施工は不陸が激しい時はけっこうしてます。)

和紙で施工するデメリットとして施工後、1年くらいしてから、お客さんから雨の日に浮いてくるんだけどというクレームをいただき、直しに行きました。直しに行った日は晴れでクロスはピンピンに貼っていたのですがこの辺りと言われたところに、和紙で浮かせてあるなんてことはすっかり忘れ注射器にて糊を注入。しばらくしてからあ!?っと気付いたことがあります。(笑)

 

今回の施工現場は大型がガンガン走り揺れまくってる鉄骨造でクラックだらけでした。お客さんはそれが気になるということで、了承を得て、この方法で施工。クラックやミミズは入ってません。

ファイバーにクロスのジョイントが干渉した場合はどうするの?

クロスのジョイントの下には基本的にファイバーがこないようにクロスを割り付けますがクロスの張り方向と直角方向にファイバーを貼った場合はどうしても干渉が起こります。その時はコーキングを入れてその部分のみ押さえます。

この場合は、ごめんなさい場合によってはねじれが生じる場合があります。

ちなみに↓の現場は一通り見たところ、ジョイントもきれいなままでした。正直ファイバーが入っていてもわからないし写真で写りません。横明かりが差さないとそんなレベルです。

 

この方法やるようでしたら、自己責任でお願い致します。ちなみに私は10年くらいはこの方法で施工したりしています。いつでも、というわけではなく、現場の状況に応じて使いわけてます。

新規の下地の時はもちろんファイバー入れてます。えー!!さんざんあーでもないこーでもない言ってたのにねぇ( ̄▽ ̄;)

ファイバー入れてパテを打つとやっぱり割れない。割れにくい。自分がやった現場のパテあんまり割れてないですからね。<(`^´)>(そういうのが良くない自惚れが一番ダメね。)

 

それではまた。

 

コメント

  1. 八咫烏 より:

    自分の貼り替え時のクラック対策としては目地の部分のパテを取ります(カッター等)この割れてる目地の部分のパテを取らないことにはその上に増し打ちしても何ら意味がありません

    で同じよーにビスの打ち直しをしてここでファイバーです
    で…タフクラックかな

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