下地にファイバーテープは張るべきではない?

クロス・下地・パテ工事

こんにちはフライパンです。

たまねぎ畑の方でコメントいただきましたがこちらで掲載させていただきます。

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コメントの内容 ファイバーテープは貼るべきではない。

名無しのクロス職人さん>>コメントありがとうございます。

ファイバーは絶対に入れてはダメ。木造だろうが鉄骨だろうが建物は動きます。
ドアの開閉、住民の歩く振動、ダンプの振動etc

ファイバー処理して、動いた後の処理を考えればタフクラックや耐震パテ、異種下地なら内装気密テープなどの施工がクランク防止にはいいでしょう。
それでも長年の振動でクラックが起こる可能性はあります。
その後の対処がファイバーよりも被害が少ない施工をオススメします。

 

という内容でございました。勉強になります。内装機密テープという言葉など知りませんでしたので勉強になりました。

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私の見解と経験

私の見解ですが、私はファイバーテープを全否定は致しません。反論みたいですみません。

私は内装職人になってもうじき25年です。(もう25年?それともまだまだなのかな。(;^_^A  )

もちろんファイバーを張ってパテごとねじれ、クロスの補修で苦労したことはあります。

私が体験したのはベニヤ同士のジョイント階段吹き抜け部、2Fの床部分となる梁でのボードのジョイントでです。2度ともファイバーを剥がしてパテを打ち直しクロスを張り替えるいう大変な思いを致しました。

書いていて思いましたが吹き抜け部のねじれはファイバーを貼ろうが貼らなかろうが、いずれにしてもねじれてひどいことになっていたと感じます。

ベニヤのクレームに関してはファイバーが浮いてきてしまう感じでしたので以後ベニヤにはファイバーは入れないようにしています。

でですね、木造にしても鉄骨にしても建物が動く(揺れる)ということは承知の上でファイバーは貼らせていただいております。むしろ揺れるから貼るといっても良いのかもしれません。

 

私がファイバーを張る所

過去に何度か書かせていただいていますが私はボードの切り取った・面取り部分のみにファイバーを張っております。これは過去、クロスの貼り替えに行った際、ボードの切断面の面取り部分へのクラックが非常に多い印象があったからです。

追記 結局ボードの切断面はパテの接着が悪いです。そのためファイバーで補強するという考えとなります。(コメントいただき、うまく表現できました。(^_^))

ドアの開閉の衝撃があるようなところ。コメント主さんとは逆になってしまいますがドアの開閉の衝撃位ならばファイバーである程度、対応できるのではと考えております。

紙で巻いてある面取り部分へはファイバーは貼りません。

紙で巻いてある面取り部分へはファイバーは貼りません。

理由は2つ。

1つめはクラックが入りづらいということ。過去の現場で紙を巻いてある部分へのクラックは少ないと感じています。

2つめはファイバーを張って施工することを嫌う職人さんが多いため。

ファイバーを貼ることを嫌がる理由はコメント主さんと違い、パテが大変になるからです。自分が忙しくて施工できない現場を頼んだ職人さんが嫌がる可能性があります。そうした場合、次回以降元請けさんから他の職人さんに頼まないでくれと言われかねません。それを危惧してみんなが嫌がらない所と自分がこうしたいという間を取っているというわけです。

ファイバーを張った過去現場の良い状況

私が過去に施工してきた現場についてですが、私としてはファイバーを張ってきたことに関して後悔しておりません。むしろ貼ってきて良かったなと感じることの方が多いです。

おかげさまで過去、私が新築の際に工事させていただいた現場を数年後、張り替え依頼を受けることがありますが、ボードの切断面のクラックがない現場が多いです。個人的にはファイバーを張っているからこそではないかと思っております。

ファイバーを張ってもクラックが入る現場

ファイバーを貼ってもクラックが入ったりパテが割れたりする現場もあります。横にクラックが入るところは前述した通り吹き抜け部の梁・桁の部分です。

クラックが入る場合、縦にクラックが入ることがありますが、まずは窓の上下の日当たりの良い面。構造材が暴れていると考えられます。

追記 コメントでもいただきましたが、外部周りが割れやすいです。

 

建物の左右にクローゼットや納戸、または本棚などがあり重いものがたくさん入っている場合で建物にシーソーのように重量がかかっている場所などが考えられます。

画像のようにクローゼットの重量が赤くかかり黄色線にクラックが入ったりします。こういうところはファイバーを引きちぎって隙間が出来たりします。

こういうところでなくてもクラックがはいるところはどうしてもあります。こういうところはコメント主さんの書かれている通り耐震パテや内装機密テープなどの対応が必要となってくるのでしょうかね。

予算の問題

こんなことを書くと申し訳ないのですが予算の問題はついて回ると思います。すべての現場にお金をかけられるわけではなく差別化は必要かと。可能な限りは努力いたしますが元請けさんでもきちんとお金を出してくれる方と出してくれない方がいると思います。

ファイバーを入れられないところへ目地ピタ

ここ1年くらいの話ですが、ファイバーを入れられないところへボンドまたは目地ピタを入れ始めました。ファイバーを貼っても割れてきそうだなクラックが入りそうだなと思うようなところへ差し込んでおります。最近では改修工事で手摺の下地を入れボードが張り替えてあったところに差し込みました。

ファイバーは貼らず目地ピタを差しパテ施工クロス仕上げ後、手摺を大工さんが付けましたがクロスへ一切影響が出なかったです。

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最後に

私の考えはボードの切断面へのファイバーテープは有効だと考えておりますが、コメント主さんの書かれている通りファイバーが浮いたりよじれたりとなった後の修繕を考えると耐震パテや内装機密テープというのはより有効だと考えられます。

あとは皆さんの経験と知恵、予測、現場での予算、等を考慮して皆さんなりのやり方を確立していけばよいのではないかなと。

あれこれ書かせていただきましたが自己責任でお願い致します。

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それではまた。

コメント

  1. 匿名 より:

    お疲れ様です✨
    そしてお久しぶりですm(_ _)m

    下地のことであんだけ偉そうに言ってたのにこの案件に参加しないわけにはいかないと笑

    あくまでも下地は大工さんに左右されるのは置いといて…
    ほぼフライパンさんの考え方に同意てです

    ただ自分も気密テープの存在は知りませんでしたがw
    んー今だとファイバーよりパテの和紙テープ最強説ありますが
    白目地に下処理なしはないかな

    パテの割れる所はほぼ白目地ですね
    パテとの噛みつきがそもそも悪いですね
    もしくは外壁部分かな 
    温度差があるのかな…
    間仕切り部分より外回りの方が割れる確率高いよーに思います

    • フライパン より:

      匿名さん??>>コメントありがとうございます。
      すみません。名前が匿名となってますので心当たりが・・・(^^;)
      お久しぶりでございます。

      そうですね。白目地(良い言い方ですね。)はパテとの接着が悪いんですよね。
      追記しておきます。
      書かれている通り外部周りが割れやすいと思います。こちらも追記させていただきます。
      ありがとうございます。

  2. 匿名 より:

    毎度です。

    今回非常に興味深い内容でした。
    メジピタ 存在は知っていましたがなるほどこの使い方があったかと…
    いつも悩ませる100%下がり壁のクラック
    今度ためしてガッテンやってみます。

    知りあいの講釈垂れ職人は、白目地が出ている箇所はシ-ラ-塗布した後
    パテ処理すると割れないと豪語してました。
    どうなんでしょうね
    話しかけると自慢話が多いので聞きません笑

    • フライパン より:

      あとももさん?>>
      コメントありがとうございます。
      名前の欄がなぜか匿名になるバグ?発生中で、すみません。
      絶対クラック入らないという保証はないですが、試してみてくださいませ。
       
      そういう人いますよね。私も案外そうかもしれませんので、気を付けるように致します。(笑)
      シーラーは吸い込みを止めるし接着も良くなる気が致しますがどうなんでしょうね?
      私の場合、現状今回記事にさせていただいた施工方で概ね止まっているので、
      ちょっと試そうという気にはなれないです。

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