こんにちはフライパンです。
ジョイントを切る際に裏打ちが引っかかる
クロスのジョイントを切る時、クロスの裏打ちがうまく切れず、カスになりカッターの刃に引っかかるというか、詰まる現象が起こると思います。
これ必ず起こるわけでもなく、クロスの種類にもよると思いますが、私の場合、作業者側の対策として糊の濃さ、定規やヘラで押さえる力強さ、カッターの切る速度などなどを調整して施工してきました。
カッターの刃が切れないとやはり起こりえますが、その場合は油を噴くと切れが良くなります。今回カッターの刃は切れる前提としてください。
呉工業 CRC5-5670ml携帯タイプ 2001 ←カッターの替刃に
最近は桃山を使っていて調子はいいのですが、カスのつまりは地ベラよりも多い気はします。やはり地ベラの方がしっかり押さえられるからでしょうかね。
この現象が、最近、施工させていただく工務店のクロス(1品番だけですが)で非常によくおこるので、対策を何とかできないものかと考えておりました。(裏打ち紙がかなり弱いのか?)
考察と過去の対策
よく考察するとこの現象、クロスとカットテープとの間に裏打ち紙のカスが詰まってうまく切れなくなります。ということはカットテープを変えればよいということか?。その前に過去の対策を思い出します。
カットテープを外して切って糊を拭く。または、カットテープは外し下になる側のクロスに、マスキングテープで養生してからクロスを貼り、ジョイントを切っていくという作業になるかと思います。この二通りの施工方法の場合はカス詰まりが起こりにくくなります。
ただ糊を拭くとなると時間のロスと拭き残しの心配、マスキングを貼るとなると都度都度の貼る手間とマスキングの価格といったデメリットも大きいです。
カットテープを変えるということについて、私の場合、エンボスタイプを2種類使っていました。エンボスだから悪いのかな?とフラットにすればよいかな?と考えましたが待てよと。
KYOKUTO エンボスカットテープ太巻500オレンジ(5巻セット)12-1851
クロスのジョイントを切る前のひと手間でカス詰まりが激減
クロスを貼り付け、ジョイントを切る前にローラーで圧着致します。これだけでカス詰まりが激減致しました。これにより、カットテープとクロスとの間の糊を潰し密着させているわけです。
結局カットテープとクロスとの間の接着剤がカッターの切れ味を悪くしていたのかなと。
エンボスカットテープをやめてフラットテープにしようかと思いましたがエンボスの在庫がまだまだあるのでしばらくこの施工で続けたいと思います。(フラットにしても同じことかも知れませんし。)
良かったら試してみてください。
それではまた。
コメント
こにゃにゃちわ、フライパンさん。
ボソボソになる事ありますよねー
クロス表面から裏打ちの順にカッターが入っているからボソボソになると思うんですよね。だったら裏打ち面から重ね断ちをすれば良いと思っています。
いざ、リバース重ね断ち!! はぁ?
フライパンさんのやり方を参考にします。
ハッサンさん>>
コメントありがとうございます。
試しにやってみてください。自分も試行錯誤している最中でして、
ローラーで押さえたからといって必ずしもカスがでないわけでもないかなと。
リバース重ね断ちとはいきませんが、突き付けで貼れるクロスならば
突き付けがいいですね。
以前からゴム手袋はいてました?
最近多いですね。
皆さん手荒れ防止ですかね
あとももさん>>
コメントありがとうございます。
実は私、内装屋を始めて1.2年後、20年以上前から、ゴム手袋をつけて仕事をしています。
過去には病院から向いていないから他の仕事をした方が、良いと言われました。
ちなみにゴム手袋をつけていると発症すると言われているラテックスアレルギーにもなっています。
自分としてはそれほど気にせず生活しています。