フラットボックスのデメリット

クロス・下地・パテ工事
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こんにちはフライパンです。

フラットボックスはとても素晴らしい道具だと思いますが、デメリットはないのか?と聞かれるとそれもかなりあるのかなと感じます。もちろんデメリットを補うすばらしい魅力もありますが、今回は嫌な部分に焦点を当ててみようかと。

金額が高い

言わずもがなですが金額が高いです。パテを打つだけの道具にここまでかかるかという金額ですね。そこだけに焦点を当てると買う価値がないような気が致しますがそれでも売れる理由はその金額をかけても採算が合うであろうという方たちがいるということです。

実際私もそう思って購入いたしました。

極東産機 マトリックスハンドル 15-2030

極東産機 フラットボックス 5.5インチ 15-2028

極東産機 フラットボックス 10インチ 15-2029

慣れるまでに時間がかかる

慣れるまでに時間がかかると思います。動画などでしっかり勉強すれば多少良いのかもしれませんが今までのパテの感覚ではありません。最初からきれいに打つことなど不可能ではないかと思います。私は現在4現場で使いました。3現場目の時、なんか慣れたかもと思いましたが、4現場目であれおっかしいな??と、またなりました。(笑)

なんでかなぁと考えたら、パテの種類によっても勝手がかなり違うと気付きました。(4現場目は支給のパテを使いました。)

パテが盛れる・耳切れが悪い時がある

下地に段差があるとパテが盛れます。耳切れが悪くなります。個人的にはメリットだと考えていますが、デメリットと考える人も多いかと思います。削るのが大変すぎるだろうと。

↓下地・ボード断面と思ってください。

少し大げさかもしれませんが赤線がフラットボックス、青〇の部分がパテの盛れるところ

段差があったところを手で追い打ちして不陸修正。盛れてるところを基本削らず、パテで修正。かなりフラットになります。

少々大袈裟ですが↓理屈だと考えてください。

段差が少ない所は↓みたいに打てます。きれいに見えますが実際はけっこうムラがあって補修が必要ですかね・・・

際・隅のパテはできない。

ぎりぎりまで打てません。1cmとか5mmくらい必ず透きます。跡で補修するのがけっこうな労力です。

重い

ほんと重い。下パテ用のは、まだ良いですが、上パテ用のはしんどいです。パテを少なく入れればいいんでしょうけど、少ないとパテを打つ量が減るというのとパテを打つ際、押し出す力は満タンの時よりも必要となります。

力がいる

パテを打つ時パテをフラットボックスから押し出すための力が必要です。パテの硬さにもよりますが、けっこう力が必要だなと感じました。ただこれは慣れる気がします。パテの硬さと力加減は慣れた気がしてます。気がしているだけかもしれませんが・・・

洗うの大変

洗うのが大変です。通常のパテベラより時間がかかります。

道具を洗った後の水の処理の問題

洗い水の中のパテの量がその辺に捨てられない量だと思ってます。私は沈殿させて上澄みのきれいなところはこぼして残りはEGロックで固めてます。

道具の量が増える

道具の量は増えるよね。フラットボックスにハンドル・洗い用のバケツも

トイレ等、狭いところは不向き。

持ち手の長さにもよると思いますが、狭いところは打ちづらいです。極東で販売している長さのものは個人的には使い勝手は良いと感じていますが狭いところ・低いところは打ちづらいです。

階段も無理?

階段とか吹き抜けとか、はしご使うようなところは力が入らないから無理かなと私は思っています。できる人もいるかもしれませんが。

 

 

以上でしょうか。

フラットボックス修行中・見習の戯言だと思ってください。

それではまた。

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