こんにちは、フライパンです。
パテ作業を始める前の工程の話です。私の場合ですよ。
現場に入って一回り。一度見てある現場でも一回りします。汚れていたら簡単ですが掃除から始めます。とりあえず埃っぽいところで作業するのが嫌いなんです。気になってしょうがない。ある程度はですが、きれいな状態で作業したい派です。
養生のないところは養生をします。お客さんのためにというところもありますが、キズを付けたとか汚したと言われるのも嫌ですね。
ボードの石膏部の面取り部のみファイバーテープを貼ります。経験上ボードの紙を巻いてあるテーパー部はよほどのことがない限りクラックが入らないものと考えております。逆に石膏部のテーパー部分はクラックが入りやすいです。
以前から何回も書いておりますがベニヤのテーパー部にはファイバーは張りません。貼ってファイバーテープ事浮き上がったことが何度かあります。
ファイバーテープが終わったらコーナー材の貼り付け。窓枠周り巻き込みの場合は臨機応変にしています。あまりに悪い場合は全部張るし一部悪いだけの場合は悪いところだけ通します。面の取り方がまばらの時は基本コーナー入れますが1カ所2ヵ所ならパテで作ったりもします。あとは材料にもよるところでしょうか。
窓枠以外のコーナーはすべてコーナー材を取り付けます。
コーナーはショートコーナーをいつも持ち歩いていますが新築現場とかコーナーが多いことがわかっている場合は2.5mのコーナー材を持って行きます。
コーナーの貼り付けが終わったMクロス(紙を貼ってあるベニヤ)のジョイントにシーラーを塗ります。パテの水分吸い込み防止。以前アク止めの方が良いとのアドバイスをいただきましたので、最近はプラゾール100Sを塗っています。
こんなことしているとコーナー材の本数が多いと一日がそれだけで終わってしまうこともありますね。
見るからにビスが飛び出ている場合はインパクトを持って先にビスを打ち込んでしまう場合もあります。この場合は泣きが入ります。
しかしながらこんな手間をかけられるのは予算に応じてでしょうか。
しっかりお金をいただいてしっかりした仕事をしたい性分です。
金額を値切ってくる人に同じ施工はしっかりお金を支払ってくれる人に対して失礼になると思うのです。
あとは工期ですかね。工期がないと焦るし人を呼ばなければなりませんし、なかなか思うようにできないところも出てくるんですよね。
ある程度の金額と工期は必要ですかね。
それではまた。
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